テキストエディットの旧字体への置換機能
- 次の引用は、zariganitoshさん(ザリガニが見ていた...。)の「ちゃんと知りたいテキストエディット.appとリッチテキストの使い方」より。
旧字体の指定は行全体を指定しないと有効にならない...。(テキストエディット1.5の自分の環境では)
- わたしの環境でも再現することを確認。細かく言うと、テキストエディットで【旧字体】(フォーマット>フォント>文字の形状>旧字体)を文字列に適用したとき、文字列が段落先頭の文字を含んでいればその段落の文字すべてが置換の対象となり、そうでなければ置換の対象とならないようだ。下図は、選択部分に【旧字体】を適用した結果。段落先頭の文字を選択していない「圧」の行の文字はすべて新字体のまま、段落先頭の文字を選択した「国」の行の文字はすべて旧字体になっている。
- 旧字体に置換する手段としては、上述の【旧字体】以外に、フォントパネルのアクションボタン(歯車アイコン)からタイポグラフィパネルを呼び出し「Character Shape>Traditional Forms」を適用する方法もある。こちらの場合、普通に1文字単位で旧字体に置換することができる(下図)。
- テキストエディットで【旧字体】と【Traditional Foams】を併用した場合の挙動についても、いろいろありそうだが、今回はパス。
- Adobe-Japan1における旧字体(OpenTypeフォントの'trad'タグ)のレパートリについては、リンクしておこうと思ったら適当なエントリがなかったので(『基本日本語活字集成 OpenType版』には書いたのだけれど)、そのうち時間があるときに。