さっそくUnicode絵文字をLionで表示してみた

  • 「あとはフォントをAppleカラー絵文字に変えるだけ」の図をInDesignで作ってLionを待ちかまえていたのだが、実際にやってみると、Adobeアプリではカラーの絵文字は表示されないようだということがわかったので、PDFを貼り込んだりして作り直したのが、以下の図。
  • 各文字の左上に記したのが、Unicode絵文字の符号位置。その下の青字は、iOSが利用している私用領域(PUA)の符号位置。この青字の符号位置が記されている文字が、現状のiOS互換。これらの文字は、LionのAppleカラー絵文字でもカラーで表示できる。
  • 黒字の符号位置は、(Softbank以外も含めた)日本のキャリアのケータイ絵文字をソースとするもの。ざっと見たところ、これらの文字のうちiPhone絵文字をソースとしないものは、ほぼ「モノクロの絵文字」としてサポートされているようだ。このうち以下の図で濃いグレーとなっているのは、Appleカラー絵文字には含まれず、HelveticaApple Symbolsなど他のフォントで表示されるもの(黒がAppleカラー絵文字)。
  • 赤字(アスタリスク付き)の符号位置は、日本のキャリアのケータイ絵文字をソースとしないもの。今回は、これらの文字はサポートされていない。淡いグレーの文字は、Lionのフォントには含まれないグリフを和田研中丸ゴシック2004絵文字で表示したもの。