Lionの文字ビューアから消えたもの

  • Lionでは、文字ビューアが大きく変わった(下図)。目立つのはレイアウトの変化*1と絵文字対応だが、実は機能が減っている。


  • Snow Leopardの文字ビューアでは漢字を選択したときに表示されていた「選択したフォント内の異体字」という項目(下図・上)が、Lionでは消えた。また、Adobe-Japan1の「グリフ」表示(下図・下)が、できなくなった。



  • 要するに、Unicodeとの対応を持たないグリフは表示されなくなった(文字ビューアから入力できなくなった)ということだ。想像だが、IVS対応を進めていくにあたって、「IVSとは別の異体字表現」を抑制する狙いがあるのだろうか。

*1:かなり横長にしないと長めのUnicodeの文字名が読めないし、チャート内の文字が判別しやすい大きさにならないので、個人的には新レイアウトは使いにくいかんじがするのだが、このレイアウトもIVS入力をサポートするための布石だったりするのだろうか。