'jp83'の実装字形
- Adobe-Japan1は細かな違いを区別する体系だが、そのグリフ集合を規定しているTechNote #5078(http://partners.adobe.com/public/developer/en/font/5078.Adobe-Japan1-6.pdf)の例示グリフをどこまで忠実に再現するかの判断は、最終的には実装者に委ねられている。
- そこで「標準グリフとほとんど変わらないグリフ」を数多く参照する'jp83'タグを用いて、Adobe-Japan1の例示フォントである小塚明朝(厳密にはTecNote #5078で用いられているのは「Pro-VI L」だが「Pro-VI R」で代用)と、ヒラギノ明朝、リュウミンの実装字形を比較してみた。
- 下図では、'jp83'用のグリフ集合229文字のうちCID順で先頭の9文字に対して、(JIS90の規格票例示字体を参照する)標準グリフを青で、'jp83'グリフを赤で表示して重ね合わせ、共通部分を黒で示した。