2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
JIS X 0213:2004の「解説」における「3.1 印刷標準字体及び簡易慣用字体とこの規格の文字との関係」に「この規格の2000年版、JIS X 0208及びUCSに同一の字形があった815字」というのが出てきて、「何だよそれ」と思って計算してみたので、自分用にメモ。 表…
『Unicode IVS/IVD入門』(田丸健三郎、小林龍生)のなかでは、この章は比較的ラク(突っ込みどころが少ない)かと思っていたら、そんなことなかった*1。 pp.141-142 人名用漢字の文字数として常用漢字までカウントしている。 戸籍法・戸籍法施行規則におけ…
『Unicode IVS/IVD入門』(田丸健三郎、小林龍生)のなかで、目玉がWindows 8のIVS対応を紹介している第2章だとするなら、背骨といえるのが、IVSという枠組み自体について解説している第5章だよね。 たとえがしっくりきませんが、こだわらずに先に進みましょ…
最後まで続ける気力があるかどうかわからないままはじめた『Unicode IVS/IVD入門』(田丸健三郎、小林龍生)への突っ込みシリーズだが、今回、第3章についてまとめたことで、ゴールが見えたかなというかんじ*1。 p.58 3.2.2 文字について 「3.2.2」→「3.1.2…
IVSファンの皆さん、こんにちは。 いえ、ぜんぜんファンとかじゃないですから。 『Unicode IVS/IVD入門』(田丸健三郎、小林龍生)の目玉と言えるのが、表2-7の「Windows 8におけるJIS X 0208:1990字形と異体字セレクター」だよね。 そうなんですか? Micros…
『Unicode IVS/IVD入門』(田丸健三郎、小林龍生)へのツッコミ第2弾。この本は、巻末に付録として2つの文字コード表を掲載しており、ページ数では全体の約半分に及ぶのだが、これらの表にもいろいろ問題があるように思う。 「USC」が215回出現 2つの文字コ…
『Unicode IVS/IVD入門』(田丸健三郎、小林龍生)を読んでいたら、いくつか気になる点があったので、まとめてみることにした。とりあえず、第4章(37ページ分)だけ。時間と気力があれば、今後、他も追加していくかも*1。組版上の突っ込みは(ひどい例以外…