2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

auのiPhoneで少年がヒゲおじさんに化ける件

前回のエントリのコメント欄で、「auのiPhoneの『メッセージ』アプリで*1少年がヒゲおじさんに化けた」という事例を教えていただいた*2。さっそく試してみた*3。 上図は化ける文字の例*4。巻き戻せない季節を経て、少年は男に、少女は女に変わる。孤高の狼は…

auのiPhoneで絵文字が化ける問題についてのまとめ

この項追記。2012年1月27日、au iPhoneはケータイ絵文字に対応したので、以下の記述はすでに古い。詳しくは「auとSoftBankのiPhoneにおける絵文字対応を比較する」を参照。 auのiPhoneで絵文字が化ける問題について、まとめておく*1(以下、iPhoneはiOS 5で…

auのiPhoneとauのケータイ間では絵文字が使えない

auのサイトの「機能・サービスのよくあるお問い合わせ」には、「絵文字は使えますか?」という問いに対して、次のような回答が記されている。 auのEメール(XXX@ezweb.ne.jp)では、auのiPhoneとの間で、iPhone標準の絵文字(467文字)が使えます。 が、わた…

iOS 5の絵文字はどこが変わったのか

iOS 5では、絵文字の仕様が大きく変更された。具体的には、どこがどう変わったのだろう。 最も根本的な変更点は、絵文字パレットから入力されるのが、私用領域ではなくUnicode絵文字の符号位置になったこと*1。これにともない、Unicode絵文字の符号位置を持…

IVSは今すぐ使えるの?

ゴホゴホ。なんですか? IVS? また新しいオモチャですか。 フフフ。話題のテクノロジーなんだよね。 でもそういうのって、実際に使えるようになるのは、ずいぶん先なんでしょ? いや。それが今すぐにでも使えるんだな。 わざわざそんなよくわからないものを…

InDesignにおけるIVSの実装と運用上の問題点

前回述べたように、IVSはGSUBよりも新しい分、すっきりと論理的にできている。だから、「漢字の異体字指定に関してはGSUBからIVSに乗り換える」というような思い切った転換を行い、なおかつInDesignなどにおけるIVSの扱いが信頼できるものであるなら、みんな…

IVSとGSUBはどう違うのか

異体字シーケンス(IVS)の特徴について、OpenTypeフィーチャのグリフ置換(GSUB)と比較しながら考えてみた。重要だと思われる点をメモしたものであり、IVSの体系的な説明ではない。 IVSは文字コードのレベルの枠組みなので、異体字の情報をプレーンテキス…

LionのMailはケータイ絵文字に強い

LionはAppleカラー絵文字フォントを搭載しているが、それだけでなく、LionのMailは、docomo、au、Softbankのケータイ絵文字に対応した変換テーブルを持っているようだ。ということに今さら気付いたのだが、これって知られたことなのだろうか。 docomoからGma…