2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
Pr6Nフォントとは、一言で言えば「JIS X 0213:2004の例示グリフを標準としたAdobe-Japan1-6フォント」である。一方、Pr6フォントの定義はけっこうやっかいなので後回しにするが、要するにPr6NフォントとPr6フォントの差分が'jp04'テーブルなのだと考えて差し…
'aalt'タグによるグリフ置換が1対n置換であるのに対して、それ以外の漢字系のタグは、基本的に1対1置換である。ただし'trad'タグには、「闘」と「弁」という例外が存在する(下図水色地は親字、白地が'trad'グリフ)。
CS3の無料サポートの権利が余っていたので、Adobeのテクニカル・サポートに電話をして小塚明朝の'nlck'テーブルについて質問してみたところ、開発者に回すので文章にして送ってくれとのこと。そこで、質問項目をPDFにまとめることとした。電話したときに質問…
InDesignでテキストを選択して書体を変更しようとしたとき、下図のような火星語のアラートが表示されることがある。選択範囲内に「変更後のフォントにはないグリフ」が使われていた場合、ロックがかかるのは納得できるが、「あるはずのグリフなのに書体が変…
OpenTypeフォントの異体字(aalt)体系には少なくとも2つの系統があって、いろいろ複雑なことになっている。そのあたりについてまとめてみた。 最初はAdobeのサポートへの質問用のドキュメントとするつもりでPDF用のデータを作り始め、書いている途中で質問…