Apple Mailの下書きフォルダはcharsetの確認には使わないほうがいい

  • Mac OS X 10.4のApple Mailでは、標準テキストのメールは、下書きフォルダではhtml形式で保持される。メール本文中の行頭のスペースは、html化される際、U+00a0 NO-BREAK SPACEに置き換えられる。
  • NO-BREAK SPACEはISO-2022-JPには含まれていないので、行頭のスペースを含むテキストが下書きフォルダに保存される際のcharsetはUTF-8になる。
  • ただし、下書きフォルダのメールは送信時に再び標準テキストに変換され、本文中の文字も再エンコードされる。この際、NO-BREAK SPACEは通常のスペースに戻るので、他にISO-2022-JP外の文字が含まれるのでなければ、送信された(仮名や漢字を含む)メールのcharsetはISO-2022-JPになる。
  • そのようなわけで、下書きフォルダにあるメールのcharsetは、それが送信される際のcharsetと同じであるとは限らない。