JIS X 0208:1983で追加された人名用漢字
- 前回(人名用漢字の旧字体と'trad'タグ)の補足。
- 1981年に追加・新字体化された人名用漢字のうち、旧字体との字体差が大きい「尭槙遥瑶」は、1983年にJIS X 0208に追加された。この際、それぞれの旧字体の符号位置に新字体が入り、旧字体「堯槇遙瑤」は第2水準の末尾に追い出される形となった。
- 10年くらい前のCIDフォントの字体切り換えの時代からずっとこうで、すっかり定着してしまっているが、謎な仕様ではある。ちなみにJIS83では、今回話題とした4組8文字以外に22組44文字の入れ替えが行われたが、こちらに関しては'jp78'タグも'trad'タグも有効である。