2008年版のAdobe-Japan1-6で変更された点

The glyphs for CIDs 740, 1879, 8270, 12068, and 13300 were corrected. KozMinPr6N-Regular (Kozuka Mincho Pr6N R) CIDFontVersion=6.002 is used to print the glyphs. The entire document was completely re-written.

  • これによると、修正されたグリフは5つ。そのうちの1つは「牽」で、JIS X 0208:1990で用いられていた平成明朝のバグ(?)を忠実になぞった字形から、修正版平成明朝(表外漢字字体表)に倣った字形に変更されている(下図)。


  • 残りの4つはいずれもゲタ。Adobe-Japan1-4の2002年版(KozMinPro-L 1.011)で「細いゲタ」から「太いゲタ」に変わったことなら知っているが、2004年版と2008年版の比較では何が変わったのか不明(下図)。


  • 変わったとは書かれていないのに変わっているのが、U+0165 LATIN SMALL LETTER T WITH CARONに対応する4つのグリフ(下図)。


  • というような例が他にもあるかもしれないと思って一応全体を見直してみたが、上記以外の発見はなかった。生活日報さんの「新しいAdobeJapan1-6の規格表」を読んで以来、どこが変わったのかずっと気になっていたのだが、これであってます? 以下追記。mashcoさんのご指摘で図と記述の一部を修正。