「JIS X 0212とAdobe-Japan1-4の微妙な違い」の例示字形入りの図を作ってみた

どなたか気が向いた方、作ってください><

  • 作ってみた。mashabowさんが作成された表をもとに、例示字形の画像を入れたもの。
  • JIS X 0212JIS X 0213は、いずれも例示用のフォントとして平成明朝を用いていおり、両者に共通して収録されている文字の例示字形は、(例外は存在するが)多くの場合、完全に一致する。以下の図に登場する文字には「例外」は見られなかったため、「JIS X 0213」欄には字形を掲載せず、ブルー地を延長することで「JIS X 0212と同じ字形」であることを示した。
  • 元の表にはない「AJ14 Ryu」欄(Adobe-Japan1-4の最初の版のリュウミンProによる例示字形)を追加した。以下の図における「AJ14 Koz」欄(AJ14の2版以降の小塚明朝Proによる例示字形)が元の表の「AJ14」欄に相当する。




  • これらの図を見た限りでは、JIS X 0212とAJ14の例示字形のズレはリュウミンが起源だと考えてよさそう。ただしCID+15069には、リュウミン(AJ14の最初の版)→小塚明朝(2版以降)間でも差異が見られる。
  • 「AJ16」欄のブルー地の文字は、あとからズレが発見されAJ15またはAJ16でグリフが追加された上でUnicodeマッピングが変更となったもの。逆に言えば、この欄が白地のグリフについては「まだズレが修正されていない」と考えることもできる。*1

*1:「直せ」と言いたいわけではない。