Leopardのヒラギノ

  • 時間がないので短いメモ。Leopardヒラギノは、ProNが/System/Library/Fonts/に、Proが/Library/Fonts/にインストールされる。ProNのほうがシステム・フォントという位置付けなのだろう。下図は、Finderにおけるファイル名の表示。ProNが用いられている。


  • ヒラギノProNの'nlck'テーブルはKozMin Pro-VI R 6.010のものと同じ。一方、ヒラギノProの'nlck'テーブルは、これまでと変わっていない(KozMin Pro-VI R 6.003のものと同じ)。フォント名を変えずに'nlck'テーブルを変更すると「グリフ化け」が発生するので、この措置は現実的だと言えるが、複数の仕様が併存する複雑さが残ることとなった。
  • 「冤屠杓櫛」の4文字の'nlck'グリフは、Proでは「CJK互換漢字追加」ブロックの文字と対応付けられているが、ProNではこのマッピングは変更されている(下図)。