iOS 6のメッセージアプリで送ると化ける(ズレる)絵文字
- iPhoneのメッセージアプリにおけるSMS/MMSでは、伝送経路の途中でキャリアの変換テーブルを経由することによって、絵文字が「似た絵文字」に置き換わることがある。送り手と受け手が同じ星空の下で、同じ環境で(iOS 6のメッセージアプリで)、同じメッセージを表示していても、実はかなりズレたものを見ている可能性があるので、油断できない。たとえぱ「アッチョンブリケ!」とか言いながらauのiPhoneからネコの顔の絵文字を送っても、SoftBankのiPhoneでは「悲しい顔」になってしまう(下図、左の3番目)。
- 化け方の理屈については「iOS 6のメッセージアプリ間で絵文字が送れない問題のまとめ」に書いたとおりだが、今回は、SoftBank→auとau→SoftBankにおける具体的な化けかた(ズレかた)を列挙してみることにする。
- 「まとめ」で述べたように、SoftBank→auでは、新絵文字(SoftBank互換ではない絵文字)は送れず、すべて空白になる。また、以前からある絵文字のなかでもau絵文字にないものは、SoftBankゲートウェイのフォールバックによって、他の絵文字にズレたり、文字列や「〓」に置き換えられたりする(次の2つの図)。