Snow LeopardのIVS対応

  • テキストエディット*1とIVS対応フォント(手元にあるものでは、小塚明朝Pr6N、小塚ゴシックPr6N、花園明朝OT xProN)の組み合わせでは、異体字セレクタによってグリフが変化するのを見ることができる。IVSはクリップボード経由でコピー、ペーストすることが可能。
  • Snow Leopardに付属するヒラギノのバージョンはLeopardのそれと変わっておらず、IVSをサポートしていない。ファイル名中にIVSを含めることは可能だが、Finderで漢字を表示するフォントがヒラギノである限り、異体字セレクタは表示に影響を与えない。
  • IVSの入力については、たぶんシステム・レベルではサポートされていない。文字ビューア(Mac OS X 10.5までの「文字パレット」に相当)の「コード表>Unicode」では2面までの文字しか表示されないので、14面にある漢字用の異体字セレクタを入力するのは基本的に不可能*2

*1:Jedit XでもOK。

*2:ただし「タイトル」で「異体字選択符号追加」をクリックすると「文字の情報」として「名前:VARIATION SELECTOR-17」と表示されるので、この状態で「入力」ボタンを押せば、U+E0100(VARIATION SELECTOR-17)を入力することは、一応できる。U+E0101以降は無理だと思う。今回の確認作業では、異体字セレクタの入力にはegbridge Universal 2を用いた。

*3:わたしの環境でも確認。