Snow LeopardのIVS対応
- Apple Storeに立ち寄って買ってきたMac OS X 10.6 Snow Leopardを、仕事用のマシンにちゃらちゃらと上書きインストール。で、mashabowさん(しろもじメモランダム)のエントリ「Snow LeopardはIVSに対応しているらしい」の件について確認してみた。
- テキストエディット*1とIVS対応フォント(手元にあるものでは、小塚明朝Pr6N、小塚ゴシックPr6N、花園明朝OT xProN)の組み合わせでは、異体字セレクタによってグリフが変化するのを見ることができる。IVSはクリップボード経由でコピー、ペーストすることが可能。
- Snow Leopardに付属するヒラギノのバージョンはLeopardのそれと変わっておらず、IVSをサポートしていない。ファイル名中にIVSを含めることは可能だが、Finderで漢字を表示するフォントがヒラギノである限り、異体字セレクタは表示に影響を与えない。
- IVSの入力については、たぶんシステム・レベルではサポートされていない。文字ビューア(Mac OS X 10.5までの「文字パレット」に相当)の「コード表>Unicode」では2面までの文字しか表示されないので、14面にある漢字用の異体字セレクタを入力するのは基本的に不可能*2。
- 追記。uakiraさん(日本語練習中)の「Snow Leopardの目玉がIVSであるらしい件」によると、SafariはIVS非対応*3。Snow LeopardのFinderが異体字セレクタを表示しないのに対して、Safariは豆腐として表示する。