iPhoneやiPadはハシゴ高をどのように送信するのか
- MacのMailでハシゴ高(と思われる文字)が化けて見えるとき、よくある原因はMicrosoftが拡張したISO-2022-JP(CP5022x)で送られてきたメッセージだ。この場合、Leopard以前のMailでは化けるが、Snow Leopardでは化けない(Snow LeopardのMailはWindows外字をサポートしている)。
- ところが先日、Snow LeopardのMailでも化けているケースに遭遇。ソースを見ると、iPhone Mailが「Shift_JIS」だと宣言しながらCP932(Windows-31J)で送ってきたハシゴ高(0xFBFC)だった。これ、化けて当然だと思うのだが、iPhoneで送ってiPhoneで受信した場合は化けないのだろうか*1。
- 下図は、iPhone Mail、iPad Mail、Apple Mailがハシゴ高をどのように送信するかをまとめたもの*2。iPhoneとiPadとMacって仲間じゃないですかと思うのだが、仕様がバラバラだ。このなかでは、Snow Leopardの仕様(UTF-8で符号化)が望ましいと思う。
*1:iPhoneをお持ちの方、気が向いたら実験して結果を教えてください。【追記】iPhoneで受信した場合は化けずに読めるそうです。koikekaishoさん、情報ありがとうございます。
*2:今回紹介したiPhoneのケースでは、化けているのはFrom欄の文字だった。本文でも同じかどうかは確認できていない。また、iOS 4かどうかも未確認。iPhoneをお持ちの方、気が向いたらSubjictと本文にハシゴ高(髙)を入れたメールをy.naoi@mac.com宛に送ってみてください。【追記】本文でも同じでした。koikekaishoさん、ご協力ありがとうございました。iOS 4からのメッセージは引き続き募集中。